2019.09世界の成績

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

先月に続き、世界の指数データ、先月比を載せています。
みなさんのお役に立てば幸いです。

 

国際主要指標 2019/8/31 2019/9/30
NYダウ工業株30種 26403.28 26916.83
  先月比 1.95%
S&P500種 2926.46 2976.74
  先月比 1.72%
NASDAQ 7973.394 7999.34
  先月比 0.33%
ラッセル2000 1496.72 1523.37
  先月比 1.78%
FT100(イギリス) 7207.18 7408.21
  先月比 2.79%
DAX(ドイツ) 11939.28 12428.08
  先月比 4.09%
CAC40(フランス) 5480.48 5677.79
  先月比 3.60%
MIBTel(イタリア) 21322.9 22107.7
  先月比 3.68%
トロント総合(カナダ) 16442.07 16658.63
  先月比 1.32%
モスクワタイムズ(ロシア) 1284.94 1333.91
  先月比 3.81%
上海総合(中国) 2886.2365 2905.19
  先月比 0.66%
SENSEX(インド) 37332.79 38667.33
  先月比 3.57%
ハンセン(香港) 25724.73 26092.27
  先月比 1.43%
ソウル総合(韓国) 1967.79 2063.05
  先月比 4.84%
ST工業種(シンガポール) 3106.52 3119.99
  先月比 0.43%
KL総合(マレーシア) 1612.14 1583.91
  先月比 -1.75%
SET(タイ) 1654.92 1637.22
  先月比 -1.07%
Bovespa(ブラジル) 101134.61 104745.32
  先月比 3.57%
IPC(メキシコ) 42622.5 43011.27
  先月比 0.91%
リマ総合(ペルー) 19106.75 19602.71
  先月比 2.60%
PSI20(ポルトガル) 4887.63 4973.76
  先月比 1.76%
ISEQ(アイルランド) 5879.42 6244.37
  先月比 6.21%
Athex20(ギリシャ) 2143.25 2157.03
  先月比 0.64%
IBEX35(スペイン) 8812.9 9244.6
  先月比 4.90%

ご挨拶と10年間の運用成績

こんばんわ、ヘッタ・チャンです。

投資日記ステーション終了なので、日記記載中の自身の成績を調べてみました。

日記を書き始めたのが2009年の7月でしたので、2009年から記載してみます。

 

売買利益 枠リターン TOPIX TPX差
2019 ¥16,918,330 8.46% 6.27% 2.19%
2018 ¥18,916,425 9.46% -17.80% 27.26%
2017 ¥47,738,849 23.87% 18.06% 5.81%
2016 ¥44,089,809 19.18% -0.18% 19.36%
2015 ¥53,185,120 22.9% 10.9% 12.04%
2014 ¥57,242,860 23.3% 7.7% 15.56%
2013 ¥84,592,743 30.4% 43.5% -13.10%
2012 ¥42,681,848 21.3% 21.0% 0.37%
2011 ¥29,094,678 11.0% -20.0% 30.91%
2010 ¥22,515,476 7.5% 0.7% 6.82%
2009 ¥26,465,660 8.8% 6.4% 2.47%
合計 ¥443,441,798 186% 77% 110%
平均 ¥44,344,180 19% 8% 11%

*2019年は9/30時点
*2009-2017年はディーラー成績(半分以上、証券会社と税金で消えてます泣)
*2018年ディーラー半年、個人半年 2019年無職

 
いやはや、こちらで10年間書かせて頂いていたとは…

年を取るはずです(苦笑)

エンジュクさんとの出会いによって弱小ディーラーでも、なんとか生き残ることが出来、今は半分引退のような生活まで来ることが出来ました。

多くの投資仲間に会うこともできたのもエンジュクさんのおかげで、ただただ感謝しかありません。

今後のヘッタ・チャンのブログや運用成績は、ツイッターなどで確認していただければ幸いです。
@hettachan
年内までこちらが残るとのことなのでデータ移行なども可能であれば検討しています。

10年間本当にありがとうございました。
末筆ながらみなさまのさらなる爆益をお祈り申し上げます。

2019.09日本の成績

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

先月に引き続き、月末に取っている、日本の指数データ、先月比を載せてみます。
9月は日経平均、TOPOXがともに5%以上上げる好調月でした。

 

国内主要指標 2019/8/31 2019/9/30
日経平均株価 20,704.37 21,755.84
  前月比 5.08%
日経先物 20,690.00 21,720.00
  前月比 4.98%
CME日経先物 20,665.00 21,760.00
  前月比 5.30%
SGX日経先物 20,670.00 21,740.00
  前月比 5.18%
日経平均ドル換算値 194.69 201.76
  前月比 3.63%
TOPIX 1,511.86 1,587.80
  前月比 5.02%
TOPIX先物 1,510.00 1,589.00
  前月比 5.23%
東証1部単純平均 2,048.08 2,134.92
  前月比 4.24%
東証2部単純平均 1,263.36 1,288.60
  前月比 2.00%
東証大型株(TOPIX 100) 978.47 1,023.33
  前月比 4.58%
東証中型株(TOPIX Mid 400) 1,673.97 1,773.69
  前月比 5.96%
東証小型株(TOPIX Small) 1,896.48 1,987.49
  前月比 4.80%
日経JASDAQ平均 3,294.46 3,379.39
  前月比 2.58%
JASDAQ指数 146.13 153.82
  前月比 5.26%
NT倍率 13.69 13.70
  前月比 0.07%
東証マザーズ指数 841.19 876.00
  前月比 4.14%

 
これで今月の成績を振り返るとかなりアレですね、残念ですね(爆死)

10月は例年悪いイメージがあったのですが、昨年とリーマンショックをのぞくとむしろ良い方で、来月も期待したいものです

なのなの@けんぎょう投資家さんツイートより

好相場よ、永遠なれ・・・

消えゆくディーリング業界

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

エンジュクさんの投資日記ステーションもこのたび終了するわけですが、私の古巣だったディーリング業界も着実に終わりに向かって進んでいるようです。

【ビジネス】消えゆくディーリング業界 しがないディーラーのブログより

私が無職になってからも数社閉鎖を聞きましたが、ここにきてそれが加速しています。

運用の世界で、高学歴でも、既存の成績がなくてもいきなり運用者になれる道はもうなくなるのは時代の趨勢として仕方ないことですが

文系で経済や数学の勉強が出来たわけでもなく、個人での売買でも資産を溶かしまくっていた万年素人へたくそ投資家に、実践で勉強させてもらえたあの時代に生まれて、ラッキーだったと今改めて思います。

デイトレで食べていくといった風潮は最近全く聞かなくなりました

ツイッターなどをみると最近の若い投資家はバリュー投資や優待投資といった形がおおく、一攫千金を見る若者は仮想通貨に向かっているように見えます。

時代とともに、大きく資産を築ける場所、人気のある場所が変わっていくものですね

さて、無職の私の明日はどっちだ(苦笑)

2019.09成績

こんにちは、ヘッタ・チャンです

今月の成績はざっくり280万でした。

内訳
IPO・公募 149
スイング・デイトレ 131

今月は公募やTOB関連で動きが多かったので、そこで利益が積み重なりました
デイスイングは、まあいつも通りの売買が出来た感じで特段書くこともなく

下記の通り、今月は権利日まで上がり続けたので基本買いの自分には良い一月でした

チャート画像
今月のような感じが続くと良いのですが、今後どうなる事やら
来月も粛々と頑張ります

「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

昨年無職になり、エンジュクさんのこの日記があるおかげでぎりぎりライターと名乗れたものの、ついにこのご時世、投資日記ステーションも役割を今月いっぱいで終わることとなりました。

そうです、私は限りなく本物の無職となりました(爆)
先月のように月マイナスを出した日には、無職以下です、お金がヘッテルのですから

さて、そんな人としてかなりやばいところに足を踏み込んでしまったので、急いで読んでみたのが

「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方

今とても売れているようで、この出版不況でも既に5刷と絶好調のこの一冊

私の次の職探しだけでなく、投資に対する考え方にも役だったので、以下に参考になった部分を抜粋してみました。

以下抜粋

報酬水準の高低は、個人の頑張りではなく、利益がでやすいか否か、業界のビジネスモデルによるからです。
同じ人事の仕事でもTV局なら年収1500万円、ガソリンスタンドなら372万円と、年収差は4倍になります。
同じ仕事をするなら報酬水準が高い業界の方が得

本当に美味しいポジションは求人情報サイトや人材紹介会社に届く前に決まるのです。
・ヘッドハンター
・退職した上司、先輩、同僚、後輩
・友人知人の紹介
などが代表的です。
一番美味しいのは友人、知人などからの紹介 です。リファーラル採用と言います。社員が自分の知人を我社に紹介して入社してもらう「社内人材紹介」のことです。メルカリの中途採用の9割はリファーラル

好きなことを、ライフワークの趣味で楽しむか、仕事にできるかは、その業界の市場特性が一番影響 を持ちます。

どんなに儲かっても、そのビジネスの寿命が短いと、その業界の人たち全員に高い報酬を払い続けることは難しくなります。
ルーズソックス、白いたい焼き、ハイパーヨーヨーは覚えているでしょう。一時流行りましたが、今はもう見る機会はほとんどありません。
というように流行り廃りが激しいビジネスは一時どんなに大きく儲かってもボーナスを一時的に上げるくらいしかできません。
ミクシィは2017年発表の「一人当たり営業利益が高い企業ランキング」(東洋経済オンライン)で2位。一人当たり約1億4000万円も営業利益をあげていますが、平均年収は694万円なのはそれが理由です。

林修先生はビジネス書のベストセラーをいくつも出されていますが、ビジネス書を書くこと自体は好きではなかったとTVで発言されていました。
編集者に「自己啓発書」を書いて欲しいと言われて、「予備校講師なのに、編集者からみたら自己啓発書がかけるように見えるのか。なら、やってみよう」と手掛けたそうです。
結果、ベストセラー連発。今でも自己啓発書を書くこと自体は好きではないが、求められ、関わった編集者が喜び、読者が助かることなら、やりたいと自分の中で自己啓発書を書く意味合いを変えたそうです。

私の友人で「首切り屋」と呼ばれる人事部長がいます。彼の転職先では必ず3年以内にリストラが起きると知られているので名前は出せません。
彼は衰退・再展開期が得意なので、必然とリストラ担当となりますが、一発で成功させ、去る人、残る人にとって一番いい条件でおさえ、事業も再展開への道をあがり、再浮上が見えた段階で次の組織に移ります。
60 歳近くになりますが、今でも引っぱりだこです。 「誰もが嫌がるけど、実は向いていて得意」という業務分野で、未来永劫なくならないものが見つかれば、ある意味最強 です。

会社の経営理念を取り出し、それをYESとするなら、反対のNOは何かを書き出せば、会社のカルチャーの背骨がハッキリみえてきます。
何がYESかNOかがわかれば、それがあなたの資質とフィットするかみえてきます。

ビジネスの世界では、後者の相手の主観に沿って正しいかが一番です。ここでポイントがあります。   ありがとうの声=提供価値を示すとともに、その根拠となる実績をセットで示す必要があります。

今は、新入社員が入社日に転職サイトに登録するのが当たり前です。
すぐ辞めるのではなく、情報収集の意味合いがメインだそうですが、情報収集の前に身に付ける社会人として一番大事なスキルがあります。
それは「想定外の変化に慣れること」

2010年、ミシガン州立大学の心理学者、ジェイソン・モーザーの実験によると、失敗から学べない人は、失敗を受け止めず、失敗の理由を自分の知性や能力のなさにするそうです。
ところが、学習能力の高い人は、失敗を自分の力を伸ばす上で欠かせないものとして自然に受け止めることができるという結果がでたのですが、一つ盲点があるそうです。「できること」「うまくやれること」だけをやっていると、この勘がだんだんと鈍ってくるとのこと

9月権利日優待取り

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

今日は9月権利最終日でした。

9月優待を一般信用で28銘柄取得。
権利日付近で、公募や売出が多く、資金をそちらに使ってしまった関係で3月ほど件数も資金も少なくなってしまいました

資金配分どちらが正解か悩ましいところです
この辺ももう少し上手くやりくりしたいところです

今日もお疲れ様でした。

2019.08世界の成績

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

先月に続き、世界の指数データ、先月比を載せています。
みなさんのお役に立てば幸いです。

 

国際主要指標 2019/7/31 2019/8/31
NYダウ工業株30種 26864.27 26403.28
  先月比 -1.72%
S&P500種 2980.38 2926.46
  先月比 -1.81%
NASDAQ 8175.42 7973.39
  先月比 -2.47%
ラッセル2000 1574.61 1496.72
  先月比 -4.95%
FT100(イギリス) 7586.78 7207.18
  先月比 -5.00%
DAX(ドイツ) 12189.04 11939.28
  先月比 -2.05%
CAC40(フランス) 5518.9 5480.48
  先月比 -0.70%
MIBTel(イタリア) 21398.19 21322.9
  先月比 -0.35%
トロント総合(カナダ) 16406.56 16442.07
  先月比 0.22%
モスクワタイムズ(ロシア) 1360.04 1284.94
  先月比 -5.52%
上海総合(中国) 2932.51 2886.24
  先月比 -1.58%
SENSEX(インド) 37481.12 37332.79
  先月比 -0.40%
ハンセン(香港) 27777.75 25724.73
  先月比 -7.39%
ソウル総合(韓国) 2024.55 1967.79
  先月比 -2.80%
ST工業種(シンガポール) 3300.75 3106.52
  先月比 -5.88%
KL総合(マレーシア) 1634.87 1612.14
  先月比 -1.39%
SET(タイ) 1711.97 1654.92
  先月比 -3.33%
Bovespa(ブラジル) 101812.13 101134.61
  先月比 -0.67%
IPC(メキシコ) 40863.09 42622.5
  先月比 4.31%
リマ総合(ペルー) 19957.26 19106.75
  先月比 -4.26%
PSI20(ポルトガル) 5010.9 4887.63
  先月比 -2.46%
ISEQ(アイルランド) 6111.13 5879.42
  先月比 -3.79%
Athex20(ギリシャ) 2224.54 2143.25
  先月比 -3.65%
IBEX35(スペイン) 8971 8812.9
  先月比 -1.76%

 

メキシコの4.31%の上昇をのぞくと、ほぼ世界中の株価指数もマイナス。
米中貿易摩擦は、世界中に影響を与えているようです。

資本主義のルール優先か自国保護優先か、この辺の綱引きの激化、早く収まってほしいものです。

2019.08日本の成績

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

先月に引き続き、月末に取っている、日本の指数データ、先月比を載せてみます。
みなさんのお役に立てば幸いです。

 

国内主要指標 2019/7/31 2019/8/31
日経平均株価 21,521.53 20,704.37
  前月比 -3.80%
日経先物 21,550.00 20,690.00
  前月比 -3.99%
CME日経先物 21,495.00 20,665.00
  前月比 -3.09%
SGX日経先物 21,520.00 20,670.00
  前月比 -3.95%
日経平均ドル換算値 198.26 194.69
  前月比 -1.80%
TOPIX 1,565.14 1,511.86
  前月比 -3.40%
TOPIX先物 1,566.00 1,510.00
  前月比 -3.58%
東証1部単純平均 2,147.57 2,048.08
  前月比 -4.63%
東証2部単純平均 1,314.55 1,263.36
  前月比 -3.89%
東証大型株(TOPIX 100) 1,010.89 978.47
  前月比 -3.21%
東証中型株(TOPIX Mid 400) 1,732.48 1,673.97
  前月比 -3.38%
東証小型株(TOPIX Small) 1,987.59 1,896.48
  前月比 -4.58%
日経JASDAQ平均 3,484.19 3,294.46
  前月比 -5.45%
JASDAQ指数 151.44 146.13
  前月比 -3.51%
NT倍率 13.75 13.69
  前月比 -0.44%
東証マザーズ指数 904.92 841.19
  前月比 -7.04%

 
今月はどの指数も満遍なく下がっていて、その中でもマザーズ指数の下げが顕著です(-7.04%)

これに加えて、小型株やJASDAQ指数も数字が良くなく、積極的売買をする個人投資家好みの銘柄が下がった月ともいえるようです。

これでは今月が換算相場だったのも納得です。

芸能人はなぜ干されるのか? 其の弐

こんにちは、ヘッタ・チャンです。
昨日紹介した増補新版 芸能人はなぜ干されるのか?

今回紹介するのは、レコード大賞の裏側、タレント視点からの映画、テレビ業界の歴史などです。

テレビ局、映画会社はかなりの数上場していますが、彼らの歴史は、本書によると独占による搾取です。

電波利権と揶揄されますが、私企業がカルテルを作って顧客を囲い込むと資本の論理が働かないことがよくわかります。
また自浄作用がないので株価も上がらないことが多いようです。

山本富士子、森進一、小柳ルミ子、石原裕次郎など、今でもテレビで見る名前が業界で辛酸を嘗めさせられた話や、追放された何人かは映画業界からテレビ業界に活路を求め、さらに飛躍した話などタイミングや業界の変化など様々な要素に気づかされました。

以下備忘録的抜粋

こうした接待攻勢を仕掛けるのは、当然、元が取れるからだ。
当時は(レコード大)賞を獲ると、すぐにヒットチャートに反映されたし、テレビ・ラジオの出演料は 20〜 30% アップし、地方公演のギャラも2倍、3倍に跳ね上がった。
レコード会社は「グランプリ予算」を何千万円も計上し、接待工作に血道を上げていた。

レコード大賞の茶番劇は、その後も続いたが、 94 年には思わぬ番狂わせが起きた。
この年の大本命と言われたのは、バーニング所属の藤あや子『花のワルツ』。藤が所属するレコード会社は祝賀会用のパーティー会場を赤坂プリンスホテルに予約していた。
だが、大賞を受賞したのは完全にノーマークだったMr.Childrenの『innocent world』だった。

レコード大賞の権威を高めるには、審査員を一切発表せず、1万人以上の音楽関係者の投票で決める、アメリカのグラミー賞のようにすれば良いのだろう。
だが、半世紀以上の歴史がありながら、レコード大賞は本格的な改革が実現しなかった。結局のところ、レコード大賞の使命とは、芸能プロが売り出したい歌手に賞を獲らせ、TBSがある程度の視聴率を稼ぐということにすぎない

大日本活動写真協会は四社の映画を興行する全国1600余りの映画館に対し、4月1日以降、東宝系映画を上映した場合、4社の映画を供給しないことを通告した。
中略
このボイコット決議により、東宝系映画を上映する映画館は245館から 17 館にまで減少し、東宝は大打撃を受けた。
だが、そんな中でも日活から獲得した二大スター、入江たか子、高田稔共演の『良人の貞操』がヒットを飛ばした。勢いに乗った東宝は、8月までに系統館を二百数十館にまで伸ばし、ボイコットに打ち勝った

1950年代から 60 年代にかけてスクリーンで活躍した山本富士子は「日本一の美女」として、また、五社協定最大の被害者として知られる。 山本は 50 年、第1回「ミス日本」に輝き、審査員だった大映の永田社長に見出され、3年後に大映に入社した。山本は103本の映画に出演し、「日本を代表する女優」という評価を得るまでになったが、気が進まない作品であっても拒否権はなかった。
中略
新東宝が倒産したのは、山本が大映を退社する2年前の 61 年のことだった。
当時の映画界はテレビの攻勢や娯楽の多様化によって斜陽化が進行していた。
映画館入場者数はピークの 58 年で 11 億2745万人だったのが、 63 年には5億1112万人と半分以下にまで落ち込んでいた。
これに危機感を強めた5社の首脳は、五社協定の強化で難局を乗り越えようとした。
当時は石原裕次郎や三國連太郎が独立プロダクションを設立し、萬屋錦之介も同様の計画を進めていた。その矢先の山本のフリー宣言は格好の見せしめだった。
また、菊田によれば、山本の映画界パージにはもう一つ、「相手方(永田)は紳士的であろうとするために、山本君の円満退社を承認する。承認しておきながらも、その胸の中には使用人に反抗されたという不愉快さが残る……つまり、他の四会社は、その不愉快さに同感の意を表している訳なのである」として、山本と永田の間に感情的なもつれがあった
中略
映画や舞台への出演の機会を閉ざされた山本は、活動の場をテレビに移した。フリー転身後初のテレビ出演は 63 年7月7日放送のTBSドラマ『明治の女』だった。
視聴率はドラマとしては過去最高の 43% だった。山本はその後もテレビ出演を続け、やがて新歌舞伎座の松尾國三から声をかけられたことがきっかけで、舞台に活動の軸足を傾けていったが、映画には二度と出演しなかった。
映画監督の市川崑はたびたび山本に映画出演をオファーしたが、山本は頑として首を縦に振らなかった。 映画界は貴重な人材をパージし、自らの首を絞めた。その結果として斜陽化に、ますます拍車がかかっていった

1979年、芸能界史上最大のタレントの独立事件が起きた。森進一がデビュー以来 13 年間所属した渡辺プロダクションから独立したのである。
中略
この時、晋から「独立を白紙に戻し、森は渡辺プロに復帰する。半年後、渡辺プロ 50% 出資の会社を設立し、スタッフもつけて送り出す」という条件が出た。森はこれを飲みかけたが、晋に念書を書いてくれるよう求めたところ、断られたため、破談となった
中略
森の独立をあっさり認めれば雪崩現象が起きかねない。森のような不良タレントには、きついお灸を据えて他のタレントを牽制をしなければならない、というのが芸能事務所全体の考えだった。
そこで、音事協がこれを体現し、放送局に「森は使わないでしょうね」と圧力をかけていたと言われている。

「渡辺プロの秘蔵っ子」とさえ言われた(小柳)ルミ子の反逆を渡辺プロは許さなかった。
渡辺プロは絶縁状に近い挨拶状を各マスコミ、芸能関係者に送りつけ、週刊誌を使ってルミ子の人格攻撃を開始した。
中略
非常識な行状が週刊誌で暴露され、「小柳に仕事を与えるな」という内容の怪文書も出回った。 音事協からも「小柳を使うな」というお達しがテレビ局などに回っていた。色ボケを糾弾され、経済的困窮や離婚危機も囁かれたが、ルミ子は堅く口を閉ざした。