人生の3つの坂、「上り坂」「下り坂」、そして「まさか」

こんにちは、マネー・ヘッタ・チャンです。今年の低~い目標、今年の生活費確保を達成してしまって、どうもやる気がヘッテルしています

やはり、目標は高く持たないとダメですね。さて、そんな自分に甘いヘッタ・チャンが今回紹介するのは「まさか!?―自信がある人ほど陥る意思決定8つの罠」です

この本は「まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」、「たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する」に続く第三作目の本で、自分の実力を過信した人が陥る「まさか」と悲鳴を漏らさずにすむための道しるべとなる本です

人生には3つの登り坂があって、それは「上り坂」「下り坂」、そして「まさか」と良く言われますが、この「まさか」へ対処法を考える上で、この本は本当におすすめです

今回の紹介する一節の中でも「客観的な視点とは、まずは同じような状況が他になかったのかを問いかけるところから始まる。」という基本原則は、サブプライムの暴落の最中に今までの経験を基にした全力レバレッジ売買で全財産を失った人に欠けている視点であり、また著名人の投資手法をなんの疑問の抱かずにコピーするだけの方々にもやっぱり欠けている視点でもあります。

自分の主観では上手くいくはずなのに、投資が上手く行っていない方はぜひこの本で「まさか」を体験してほしいと思います

前作の「まぐれ」、「たまたま」を読んでいない方は併せて読むことをオススメします

紹介したい一節

26ページ この二つの対照的な視点によって、私たちが最初に犯してしまうミスが浮き彫りになってくる。客観的な視点よりも、主観的な視点を優先させてしまうという傾向があることだ。

主観的な視点とは、特定の情報だけに注目したり、手元にある情報だけを頼りにしたりしてしまうことで、人はその視点で問題を考察し、限られたインプットに基づいて予測を立ててしまいがちである。

これらのインプットは、人づてに聞いた話や、誤った認識に基づく情報である可能性がある。大多数の人が先を予測する際にこの視点に基づいて考えており、実際に人が計画を立てる際に使う一般的なアプローチである。

リック・デュトローとビッグブラウンのファンたちは、馬の過去の勝利の仕方や堂々とした外観などのような主観的な視点に大きく頼ってしまったのである。半ば仕方のないこととも取れるのだが、こうして立てた予測は多くの場合、楽観的過ぎてしまうのだ。

客観的な視点とは、まずは同じような状況が他になかったのかを問いかけるところから始まる。問題を個別独特のものとして見るのではなく、客観的視点では他の人が同様な問題に直面したことがあるか、もしあるのなら何か起きたのかを知ろうとする。これは一見、不自然な思考法である。

なぜなら、集めてきた情報からいったん離れなければならないからだ。客観的な視点を使ったハンディキャップ査定価たちは、過去の状況を思い返して、勝つ確率がオッズ板にあるものよりずっと低いことを見抜き、ビッグブラウンに賭けるとひどい目に遭うと判断したのである。客観的な視点は現実的に考える足がかりとなり、意思決定する者に有利に働くのだ。
抜粋ここまで