年収1200万円の人と銀行預金ゼロの人の幸福感は同じ!

P.220 幸福の経済学
 誰でもお金持ちになりたい、今よりも裕福になりたいと願っていると思うが、それは何のためなのだろうか。もしくはお金と人々の感じる幸福との間にはどのような相関関係があるのだろうか。

 1978年に社会心理学者のフィリップ・ブルックマンは、イリノイ州の宝くじをあてたばかりの人々22人に幸福度に関する調査を行なった。5000万円以上の宝くじに当選した人に「当選した後、どのくらい幸せになったか」を聞いたところ 「以前よりはるかに幸せになった」と答えた人ばかりだった。

 ところが約1年後に同じ質問をしたところ、「宝くじに当たっても幸福度は全体として変わらない」と答えたという。
 宝くじに当選した人は家や車を買い替えたり旅行や高級ホテルの宿泊などを楽しんだことだろう。ところが、そうした喜びはごく一時的なもので徐々に幸福感は薄れてしまったようだ。

 ブルックマンは同じ質問を、交通事故で足や手が不自由になった人たちにも行なった。すると事故直後には「不幸で希望も失った」と答えた人たちが1年後には、無作為に選んだ人たちと比べて特に不幸に感じているわけではないようだった。

ある調査によると、年収が約1200万円を超える人は、銀行預金がゼロと同じ程度のいらだちや不快感を覚えており、渋滞の中での通勤や会社での人間関係が良くないケースでは幸福感を著しく低下させるようだ

一方、人が幸福感を覚えるのはくつろぎ、セックス、友人との会食、祈りや瞑想、スポーツ、クッキング、ショギングなどだという「世界は感情で動く」(紀伊國屋書店)。
 経済学の前提となる合理的な経済人は、完全に利益を追求し続ける存在だと規定されている。では、そうした経済学は人を幸せにするのだろうか。

 これまで見てきた行動経済学的な見地からいえば、完全な利益追求志向は、[貨幣のヒユーリスティック」に陥っているように見える。お金はないよりあった方がいいし、あればあるほど幸福になるというのは、先の例から見ても正しくはない。

上記は、「マネー&フリー 僕らが楽して大儲けした57の秘訣」からの抜粋です。
今日で日経平均は8連騰、夜間先物は20500円を付けています。
ほとんどの方は買いポジションが多いと思うので、資産的な意味では、株を持っている方の幸福感 は今世紀で一番高いのが今日のはずです。

さて、上記で抜粋したように今資産が増えているという満足感と幸福感はやがてなくなります。
なくなるというのは正確ではないかも知れません、お金があること、資産が上がることになれてしまうということです。

そして、またいつもの日常がやってくる。資産増加の幸福感は極論するとパチンコやギャンブルの達成感に近いものがあるので、これを維持しようと思うとさらなる上昇が必要です、このまま上がり続ければ「誰もが幸せな世界」ですが、上げ続ける相場が止ったとき、当たり前の資産増加が横這い、それどころかマイナスになり、一気に不幸を感じるようになり、その辛さにもいつか慣れる、そしてまた上げ相場が来て・・・、
そんなことが繰り返されてきたのが、百年以上続く、相場というやつの心理的側面です。

というわけで私の今日の空売の大損の痛みもやがて日常に変わるでしょう!
って、おおおい!!つらいよ!!つらすぎだよ!!!orz

お後がよろしいようで。。。

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