幸福の「資本」論 幸福な自己実現のために知るべきこと

こんにちは、ヘッタチャンです。

今まで二回にわたって紹介した橘玲氏の「幸福の「資本」論」
前回の続きで、「日本社会で自己実現するために知るべきこと、やるべきこと」について書いている部分を紹介してきます

前回記事
・幸福の「資本」論―あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
・「幸福の「資本」論」-お金と幸福に関するシンプルな法則

氏は著書の中で以下のように書いています

私たちは無意識のうちに「働くこと」に2つの目標を設定していることがわかります。
①人的資本からより多くの富を手に入れる。

②人的資本を使って自己実現する。
この異なる望みを同時にかなえるのが「理想の働き方」です。

基本的に日本においての自己実現は、働く中で達成されるという考え方がメインです。
(投資で悠々自適の資産を築いた方は、働く必要がなくなり、投資や社会貢献の中で「自己実現」をしていくことになりますが、これはまた別の回で書いてみます)

ここで、知るべきことは、日本で働くとはどういうことか、ということになります。
学生が就職活動で最も大事にする「働き甲斐」、つまり「仕事での自己実現」ですが、氏は本書の中で、身もふたもない事実を上げます

大手企業の採用責任者が見ているのは、その学生が「興味の持てない仕事、裁量権のない仕事、希望していない地域での勤務」を命じられても、組織のなかで縁の下のちから持ちの役割を果たせるかどうかなのです。——大学では学生たちに「企業は有能な人材を求めている」と教えますが、有能だが個性的な人材は真っ先に選考から外されるのです。

日本的雇用制度は、「リスクを取るのはバカバカしい」という強烈なインセンティブを社員に与えています。日本企業が画期的なイノベーションを生み出せず、欧米(シリコンバレー)の後追いばかりしているうちに、中国や台湾、韓国の新興企業に買収される憂き目にあうようになったのはこれが理由です

 

一般的に人気のあるほとんどの大企業は、上記に述べたような制度や考え方を下敷きにした労働体系、人事制度を作っているところがほとんどで、仕事での「自己実現」は、配属先の人間関係と仕事内容に大きく依存しますが、これはほとんど運できまり、自分で選ぶことはできません。
(その結果、日本人は世界でも有数の会社嫌い、仕事嫌いの人間になっていることが別途本書ででてきますが、ここでは割愛。興味のある方は、橘氏のコラム「日本人は世界でいちばん仕事が嫌い」をお勧めします)

また仕事での自己実現では、「やりがい搾取」が問題になります

「自分の責任範囲の仕事だけすればあとは関係ない」という個人主義的な働き方は、仕事を生活のための必要悪とみなすことですから、そこに自己実現はありません。
それに対してマックジョブに間人主義で仲間意識を持たせると、従業員のモチベーションは上がり「幸福」を感じるようになります。
ただしその代償として、〝日本化〟した労働現場はたちまち会社による「やりがいの搾取」に変貌してしまうのですが。

個人主義的な働き方では、やりがいは感じられず、さりとて日本化した労働環境は、「やりがい搾取」になるとしたら、我々どうすべきか?そこで氏が説くのが、以下の考え方です

ドーランは、新しい仕事や住む場所を決めるときには「私の幸福にもっとも貢献してくれるひとたちはどこに住んでいるか」を考慮すべきだとアドバイスします。 友だちは、距離的に近いほど大きな伝染効果を持ちます。そこで、「会っていてどれくらい楽しいか」「どれくらい頻繁に会っているか」で友だちを評価し、楽しい友だちとは近づき、楽しくない友だちとは距離を置くよう物理的に最適な場所を見つければいいのです。 「幸福」への近道は、相手の幸福度によって「友だちのポートフォリオ」を最適化することなのです
(ポール・ドーラン『幸せな選択、不幸な選択』早川書房)

「幸福な人生」の最適ポートフォリオは、大切なひととのごく小さな愛情空間を核として、貨幣空間の弱いつながりで社会資本を構成することで実現できるのではないでしょうか。これをかんたんにいうと、「強いつながり」を恋人や家族にミニマル(最小)化して、友情を含めそれ以外の関係はすべて貨幣空間に置き換えるのです。

幸福な人生への最適戦略とは何でしょうか。それは次の3つに要約できます。
①金融資産 「経済的独立」を実現すれば、金銭的な不安から解放され、自由な人生を手にする事ができる。
②人的資本 子どもの頃のキャラを天職とすることで、「ほんとうの自分」として自己実現できる。
③社会資本 政治空間から貨幣空間に移ることで人間関係を選択できるようになる

 

という考え方です。上記抜粋だけでは、伝わらないと思うので、書籍から補足すると、

 私たちは進化の歴史の重さによって、愛情や友情(仲間意識)という古い人間関係に比べて、貨幣を介する新しいつながりの重要性を正しく認識できないのです

と氏はいいます、そして

私たちは、無意識のうちに「お金は汚い」と思っています。しかしなぜ、このような奇妙な感情を持つようになったのでしょう。お金がなければ生きていけないことをみんな知っているはずなのに。 それは、お金が愛情や友情といった大切な価値を破壊するからです。

 

と説きます。また人間社会は二つのゲームがあることを教えてくれます。


政治空間の基本は、敵を殺して権力を獲得する冷酷なパワーゲームです。それに対して貨幣空間では、競争しつつも契約を尊重し、相手を信頼するまったく別のゲームが行なわれています。人間社会に異なるゲームがあるのは、富を獲得する手段に、

①相手から奪う(権力ゲーム)、
②交易する(市場ゲーム)

という2つの方法があるからです


個人の人生においても金融資産(貨幣空間)と社会資本(政治空間)は原理的に両立不可能です。富(金融資産)が大きくなると、すべての人間関係に金銭が介在するようになって友情は壊れていきます。地方のマイルドヤンキーが友情を維持できるのは、全員が平等に貧しいからです。

これらの事実を踏まえた上で私なりに本書を要約すると、

資本主義と民主主義が混在する世界では、

合理性をもった行動で経済的独立を目指し、その中で自分の中にあるやりがいを自由に発揮できる場を作り、政治的な人間関係の中心は、最小限で構築(家族恋人まで)し、その外にゆるいつながりの人間関係を、自分で選択し、構築する

といったところでしょうか

論理的には、簡単でできそうな上記の理論
では、なぜそう簡単に達成できないのか?

それは人間の脳が、近年の資本主義社会、政治的な人間関係にうまく適応していないからという話になってきます。次回の紹介では、その辺について書いてみたいと思います。

次回更新、気長にお待ちください。

(個人的には、平等に裕福な人たちのコミュニティは結構幸せに見えるのですが、その辺は氏はどう思っているのか気になるところです)

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