ファスト&スロー プロスペクト理論とその限界

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

今回も『ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 』から、投資で知っておきたい行動経済学を紹介していきます。

今回は、有名なプロスペクト理論についての紹介です。
プロスペクト理論は、ざっくり説明すると、利益と損失に対して、感情は同じ振れ幅をしない。
わかりやすく言うと、100万の利益と100万の損失では、損失の方に感情は大きく反応するという理論です。(そして、その分冷静な判断が出来なくなり、取り返そうと躍起になる)

プロスペクト理論はリスクを伴う状況下での判断分析として、米カーネマン氏らが1979年に公表した論文のタイトル名。
プロスペクト理論により、従来の投資効用理論では説明のつかない投資家の判断行動が現実に即した形で解明された。
例えば、投資家は収益よりも損失の方に敏感に反応し、収益が出ている場合は損失回避的な利益確定に走りやすい。
一方、損失が出ている場合はそれを取り戻そうとしてより大きなリスクを取るような投資判断を行いやすいとされる。 野村證券 証券用語解説集より

この内容については、有名なので、ご存じの方も多いと思うのですが、本書では、プロスペクト理論では説明しれなかった人の心の動きを、捉えるようになっています。
以下がわかりやすいので抜粋してみました。

プロスペクト理論では、参照点を現状とし、その価値はゼロと仮定している。
この仮定は合理的に見えるが、実際には不合理な結果に行き着くことがある。

次の選択肢をよく吟味してほしい。どんな結果になるだろうか。

 A 一〇〇万回に一回、一〇〇万ドルをもらえる。
 B 九〇%の確率で一二ドルもらえ、一〇%の確率で何ももらえない。
 C 九〇%の確率で一〇〇万ドルもらえ、一〇%の確率で何ももらえない。

 三通りのギャンブルすべてで、何ももらえないという結果が起こりうる。

そしてプロスペクト理論では、この結果に同じ価値を割り当てる。すなわち何ももらえないことが参照点となり、その価値はゼロである。これは、あなたの気持ちと一致するだろうか。

もちろん、ノーだ。最初の二つのギャンブルでは、何ももらえないのはちょっとがっかりする程度で、価値がゼロなのは納得できる。ところが三番目のギャンブルで何ももらえなかったら、これはもう非常にがっかりする。内々に約束されていた昇給と同じで、かなりの額をもらえる可能性が高い場合には、それが新しい仮の参照点になるからだ。
このような期待に反して何ももらえないとなれば、大変な損失と感じてしまう。

プロスペクト理論は、この事実に対処できない。なぜなら、ある結果(この場合には何ももらえないこと)の確率が非常に低かったり、それ以外の結果の価値が非常に高かったりする場合、結果の価値は変化するのに、それを見込んでいないからである。わかりやすく言えば、プロスペクト理論は落胆や失望を斟酌できない

この部分を読む思いつくのが、相場全体が上がったり、周りの投資家が利益を出しているときに、自分だけ損失を出していたらということです。
この場合、プロスペクト理論にある理論より、大きく損失に感情的に反応してしまうことは明らかです。
逆に、周りが損をしていて、自分が利益を出していたら、普段より保守的になり利益確定が早くなるかもしれません。

本書ではプロスペクト理論が参照点をゼロとしていることが、現実ではあり得ないこと。そして参照点次第で、私たちの行動が代わりうることに気づかせてくれます。

インターネットの世界では、利益を出している人の声が大きくなりがちな(というか損失を出している人は、発信しなくなる)ので、プロスペクト理論とその限界を知って、しっかりメンタル対応していきたいものです。

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