FACTFULNESS データを基に世界を正しく見る習慣 備忘録其の参

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

二回にわたって紹介した

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣


備忘録として最後の紹介です。

・どの数字が重要かを知ったりするのに使える、とても簡単なテクニック
・ひとつしかない数字をニュースで見かけたときは、必ず問いかけるべきこととは?
・大物投資家がとんでもない投資機会を見逃した話
・なぜ西洋の発展が鈍り、レベル2の国が成長していると認めることが重要なのか?

など、今回も人生と投資に役立つ興味深い話がてんこもり。
みなさんの参考になれば幸いです。

以下備忘録、一部抜粋

世界中で、子供の生存率が伸びている原因を調べてみると、「母親が読み書きできる」という要因が、上昇率の約半分に貢献している。
多くの子供が命を落とさなくなったのは、子供がそもそも重い病気にかからなくなったからだ。
訓練を受けた助産師が、母親を妊娠中から出産時までサポートする。訓練を受けた看護師が、子供に予防接種を行う。親たちは子供を寒さから守り、清潔に保つ。
子供が食べ物に困ることもない。周りにいる人もきちんと手を洗う。そして母親は、薬のビンに書かれている注意書きを読むことができる。
まとめると、レベル1やレベル2の医療環境を改善したいのであれば、いきなり立派な病院を建てる必要はない。そんなおカネがあったら、真っ先に初等教育・看護師教育・予防接種を充実させるべきだ。

たくさんの数字を比べたり、どの数字が重要かを知ったりするのに使える、とても簡単なテクニックを紹介しよう。
そのテクニックとは、最も大きな数字を見つけること。これができれば、「 80・20 ルール」をマスターしたも同然

 

ひとつしかない数字をニュースで見かけたときは、必ずこう問いかけてほしい。
●この数字は、どの数字と比べるべきか?
●この数字は、1年前や 10 年前と比べたらどうなっているか?
●この数字は、似たような国や地域のものと比べたらどうなるか?
●この数字は、どの数字で割るべきか?
●この数字は、合計するとどうなるのか?
●この数字は、ひとりあたりだとどうなるのか?
できるだけ、量ではなく割合を計算しよう。その後で、数字が重要かどうか判断すればいい。

 

「世界は分断されている」という思い込みは、「わたしたち」は「あの人たち」と違うという勘違いを生む。
一方「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込みは、「あの人たち」はみな同じだという勘違いを生む。
あなたはレベル4の企業にお勤めだろうか? だとすると、パターン化のせいでたくさんの消費者と生産者を見逃しているかもしれない。
それとも大手銀行で金融の仕事をしている? ならば、クライアントの資産を間違った場所に投資しているかもしれない。まったく違う人たちをひとくくりにしてしまうと、ビジネスチャンスを逃してしまう

実際には 88%の子供が予防接種を受けているのに、大物投資家たちがわずか 20%しか受けていないと思い込んでいたということは、彼らが莫大な投資機会を見逃しているということだ。
「プロとして失格」と言われても仕方がない。

なぜ西洋の発展が鈍り、レベル2の国が成長していると認めることが重要なのだろう?
ひとつには、IMFの経済予測が、退職年金の投資地域に大きく影響するからだ。投資家の資金がヨーロッパや北米に集まったのは、この地域が速く安定的に成長すると予想されたからだ。
予想が外れて、実際には欧米諸国が成長しなければ、退職年金も増やせない。低リスク・高リターンのはずの国が、実は高リスク・低リターンだったわけだ。
そのあいだ、莫大な成長力を秘めたアフリカ諸国に、投資家は見向きもしなかった

頭がいいからと言って、世界の事実を知っているわけではない
数字に強くても、教育レベルが高くても、たとえノーベル賞受賞者でも、例外ではない。
その道のプロは、その道のことしか知らない。

ファクトフルネスも批判的思考のひとつと言ってもいい。
それが次の世代を知識不足から守ることになる。
●世界には健康と所得のレベルがさまざまに違う国があることと、そのほとんどは中程度だということを子供たちに教えよう。
●自分たちの国の社会と経済が、世界の中でどのあたりに位置するかを教え、それがどう変わっているかを教えよう。
●自分たちの国がいまの所得レベルになるまでに、どんなふうに進歩してきたのかを教えよう。その知識を使って、ほかの国の人たちがいまどんな生活を送っているかを理解しよう。
●貧しい国の所得レベルは上がっていて、物事はいい方向に向かっていることを教えよう。
●自分たちの国は進歩していないと誤解しないよう、昔の生活が実際にどんなものだったのかを教えよう。
●反対に見える2つのことが、両立することを教えよう。世界では悪いことも起きているけれど、たくさんのことがよくなっていることを伝えよう。
●ニュースの見方を教えよう。本能に訴えかけようとするメディアの手口を見抜けるようになれば、悪いニュースを見ても不安になったり絶望したりしないですむ。
●文化や宗教のステレオタイプは世界を理解するのに役に立たないことを教えよう。
●数字でけむに巻かれないよう、どんな手口にだまされやすいかを教えよう。
●世界は変わり続けていることと、死ぬまでずっと知識と世界の見方をアップデートし続けなければならないことを教えよう。
なによりも、謙虚さと好奇心を持つことを子供たちに教えよう

好奇心があるということは、新しい情報を積極的に探し、受け入れるということだ。
自分の考えに合わない事実を大切にし、その裏にある意味を理解しようと努めることだ。答えを間違っても恥とは思わず、間違いをきっかけに興味を持つことだ。
「どうしてそんな事実も知らなかったんだろう? この間違いから何を学べるだろう? あの人たちはバカじゃないのに、どうしてこんなことをしているんだろう」と考えてみることだ。
好奇心を持つと心がワクワクする。好奇心があれば、いつも何か面白いことを発見し続けられる。

抜粋ここまで

最近、いろいろとあって好奇心がヘッテルなので、もっといろいろなものに興味をもたなくてはと思わされました。
PCに向かって作業ばかりでなく、体や頭、普段使わない部分を使って、世界をしっかりと理解し、投資も人生もよくしたいものです。