全部損切りして、すっきり

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

今日の日経平均株価は、前日比37.02円高の20347.48円と小幅ながら4日続伸し、今日も年初来高値を更新。2年1カ月ぶりの高値。
昨夜のNY市場でFRBが資産縮小開始決定したことで、円安が一気に進み112円台に。この円安を好感した買いが朝から殺到し20450円を超える場面も。
ただ、午後に日銀の金融政策決定会合での金融緩和の現状維持を決めると売りが優勢になり、プラスながら安値引け。

20170921225

今日は、ここ最近のイライラの種ロングショートのポジションまた裂きをすべて損切り。
最大含み益から60万ほどやられてフィニッシュ。平均月間収益が300万程度の私にはとても痛い数字でした。

そのあとはここ数日の反省のため、「諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない」や「明日に疲れを持ち越さない プロフェッショナルの仕事術」といった本に目を通しながら、コツコツ商い。
なんとか今日は、プラスで終えました(今までの損は回転して一部計上してあったので)

おすすめでした

振り返ってみると最近周りの投資家さんたちの活躍を聞きすぎて焦っていたというのがあるようです。
私自身の枠はあまり大きくならないのが不甲斐ないですが、今はすっきりした気分です。

とりあえずいつも通りの売買に戻ります。

今日の売買
往復売買代金 1.6億
本日利益  5
今月累積利益 91
ポジション 買 1.2 売 1.2

幸福の「資本」論 幸福な自己実現のために知るべきこと

こんにちは、ヘッタチャンです。

今まで二回にわたって紹介した橘玲氏の「幸福の「資本」論」
前回の続きで、「日本社会で自己実現するために知るべきこと、やるべきこと」について書いている部分を紹介してきます

前回記事
・幸福の「資本」論―あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
・「幸福の「資本」論」-お金と幸福に関するシンプルな法則

氏は著書の中で以下のように書いています

私たちは無意識のうちに「働くこと」に2つの目標を設定していることがわかります。
①人的資本からより多くの富を手に入れる。

②人的資本を使って自己実現する。
この異なる望みを同時にかなえるのが「理想の働き方」です。

基本的に日本においての自己実現は、働く中で達成されるという考え方がメインです。
(投資で悠々自適の資産を築いた方は、働く必要がなくなり、投資や社会貢献の中で「自己実現」をしていくことになりますが、これはまた別の回で書いてみます)

ここで、知るべきことは、日本で働くとはどういうことか、ということになります。
学生が就職活動で最も大事にする「働き甲斐」、つまり「仕事での自己実現」ですが、氏は本書の中で、身もふたもない事実を上げます

大手企業の採用責任者が見ているのは、その学生が「興味の持てない仕事、裁量権のない仕事、希望していない地域での勤務」を命じられても、組織のなかで縁の下のちから持ちの役割を果たせるかどうかなのです。——大学では学生たちに「企業は有能な人材を求めている」と教えますが、有能だが個性的な人材は真っ先に選考から外されるのです。

日本的雇用制度は、「リスクを取るのはバカバカしい」という強烈なインセンティブを社員に与えています。日本企業が画期的なイノベーションを生み出せず、欧米(シリコンバレー)の後追いばかりしているうちに、中国や台湾、韓国の新興企業に買収される憂き目にあうようになったのはこれが理由です

 

一般的に人気のあるほとんどの大企業は、上記に述べたような制度や考え方を下敷きにした労働体系、人事制度を作っているところがほとんどで、仕事での「自己実現」は、配属先の人間関係と仕事内容に大きく依存しますが、これはほとんど運できまり、自分で選ぶことはできません。
(その結果、日本人は世界でも有数の会社嫌い、仕事嫌いの人間になっていることが別途本書ででてきますが、ここでは割愛。興味のある方は、橘氏のコラム「日本人は世界でいちばん仕事が嫌い」をお勧めします)

また仕事での自己実現では、「やりがい搾取」が問題になります

「自分の責任範囲の仕事だけすればあとは関係ない」という個人主義的な働き方は、仕事を生活のための必要悪とみなすことですから、そこに自己実現はありません。
それに対してマックジョブに間人主義で仲間意識を持たせると、従業員のモチベーションは上がり「幸福」を感じるようになります。
ただしその代償として、〝日本化〟した労働現場はたちまち会社による「やりがいの搾取」に変貌してしまうのですが。

個人主義的な働き方では、やりがいは感じられず、さりとて日本化した労働環境は、「やりがい搾取」になるとしたら、我々どうすべきか?そこで氏が説くのが、以下の考え方です

ドーランは、新しい仕事や住む場所を決めるときには「私の幸福にもっとも貢献してくれるひとたちはどこに住んでいるか」を考慮すべきだとアドバイスします。 友だちは、距離的に近いほど大きな伝染効果を持ちます。そこで、「会っていてどれくらい楽しいか」「どれくらい頻繁に会っているか」で友だちを評価し、楽しい友だちとは近づき、楽しくない友だちとは距離を置くよう物理的に最適な場所を見つければいいのです。 「幸福」への近道は、相手の幸福度によって「友だちのポートフォリオ」を最適化することなのです
(ポール・ドーラン『幸せな選択、不幸な選択』早川書房)

「幸福な人生」の最適ポートフォリオは、大切なひととのごく小さな愛情空間を核として、貨幣空間の弱いつながりで社会資本を構成することで実現できるのではないでしょうか。これをかんたんにいうと、「強いつながり」を恋人や家族にミニマル(最小)化して、友情を含めそれ以外の関係はすべて貨幣空間に置き換えるのです。

幸福な人生への最適戦略とは何でしょうか。それは次の3つに要約できます。
①金融資産 「経済的独立」を実現すれば、金銭的な不安から解放され、自由な人生を手にする事ができる。
②人的資本 子どもの頃のキャラを天職とすることで、「ほんとうの自分」として自己実現できる。
③社会資本 政治空間から貨幣空間に移ることで人間関係を選択できるようになる

 

という考え方です。上記抜粋だけでは、伝わらないと思うので、書籍から補足すると、

 私たちは進化の歴史の重さによって、愛情や友情(仲間意識)という古い人間関係に比べて、貨幣を介する新しいつながりの重要性を正しく認識できないのです

と氏はいいます、そして

私たちは、無意識のうちに「お金は汚い」と思っています。しかしなぜ、このような奇妙な感情を持つようになったのでしょう。お金がなければ生きていけないことをみんな知っているはずなのに。 それは、お金が愛情や友情といった大切な価値を破壊するからです。

 

と説きます。また人間社会は二つのゲームがあることを教えてくれます。


政治空間の基本は、敵を殺して権力を獲得する冷酷なパワーゲームです。それに対して貨幣空間では、競争しつつも契約を尊重し、相手を信頼するまったく別のゲームが行なわれています。人間社会に異なるゲームがあるのは、富を獲得する手段に、

①相手から奪う(権力ゲーム)、
②交易する(市場ゲーム)

という2つの方法があるからです


個人の人生においても金融資産(貨幣空間)と社会資本(政治空間)は原理的に両立不可能です。富(金融資産)が大きくなると、すべての人間関係に金銭が介在するようになって友情は壊れていきます。地方のマイルドヤンキーが友情を維持できるのは、全員が平等に貧しいからです。

これらの事実を踏まえた上で私なりに本書を要約すると、

資本主義と民主主義が混在する世界では、

合理性をもった行動で経済的独立を目指し、その中で自分の中にあるやりがいを自由に発揮できる場を作り、政治的な人間関係の中心は、最小限で構築(家族恋人まで)し、その外にゆるいつながりの人間関係を、自分で選択し、構築する

といったところでしょうか

論理的には、簡単でできそうな上記の理論
では、なぜそう簡単に達成できないのか?

それは人間の脳が、近年の資本主義社会、政治的な人間関係にうまく適応していないからという話になってきます。次回の紹介では、その辺について書いてみたいと思います。

次回更新、気長にお待ちください。

(個人的には、平等に裕福な人たちのコミュニティは結構幸せに見えるのですが、その辺は氏はどう思っているのか気になるところです)

「幸福の「資本」論」-お金と幸福に関するシンプルな法則

こんにちは、ヘッタチャンです。

前回紹介した上半期一番おすすめ本、橘玲氏の「幸福の「資本」論」

前回の続きで、今回は「幸せ」とはなんなのか、氏の考えを抜粋し紹介したいと思います。
個人的に参考になり、一足先にツイッターで本書の情報をシェアした時に、一番リツイートされたのが

お金と幸福に関する次のようなシンプルな法則が導き出せます。
①年収800万円(世帯年収1500万円)までは、収入が増えるほど幸福度は増す。
②金融資産1億円までは、資産の額が増えるほど幸福度は増す。
③収入と資産が一定額を超えると幸福度は変わらなくなる。

という記述。

株本でも、一億稼いだ本が色んな所から出ています。
(最近だと、我らのJACKさんがこんな本に出ています、このシリーズおすすめです、稼ぐ人の株投資 億超えの方程式12

インフレやデフレ、円高円安で資産価値の上下はあれど、メンタルとしては、「一億で幸福度はほぼ最大になる」ようです。

ただ、私の周りの投資家さんたちを見ると、ほとんどの方は、1億は通過点に過ぎずそこから3億~5億を目指す方が多いように感じています。
だいたいそのくらい稼げば真に引退できると思うからのようですが、橘氏の言を信じるなら、実際の幸福度はあまりかわらなそうです。

また、3億以上稼いでしまい、それ以上先に行くと、ゲームの最高得点を競うような部分と、投資仲間とのコミュニケーションとしての運用に特化していく方が多いようで、数億の資産を持っていても、節約を重視し、節度を持った生活をされている方もいれば、お金を持ったから豪遊するという方ももちろんいますし、一方で築いた資産で社会貢献されている方などもいますし、投資手法と本人の性格によるところが大きいです。

個人的には、ある程度資産を築いたら、以前このブログでも紹介した「 「幸せをお金で買う」5つの授業」にあったように、経験にお金を使うことにシフトしたほうが「人生の幸福度」を増やすのによいのではと考えています。

参考
 「幸せをお金で買う」5つの授業
比較的安上がりな幸福の源 「幸せをお金で買う」5つの授業
時間とお金を交換可能なリソースと見なすことは、経済学的見地からは賢明でも、幸福の観点からは有害

下記の抜粋にもありますが、日本という国に生まれると諸外国に比べれば「おくりびと(億り人)」に、なりやすいと思うので、なった後の幸福について、考えておくことの重要性を改めて気づく一冊でした。

以下「幸福の「資本」論」より抜粋

お金の限界効用はどのように逓減するのでしょうか。これはもちろん個人によって異なりますが、アメリカでは年収7万5000ドル、日本では年収800万円を超えると幸福度はほとんど上昇しなくなることがわかっています。興味深いことに、アメリカと日本で幸福度が一定になる金額はほとんど変わりません
お金と幸福に関する次のようなシンプルな法則が導き出せます。
①年収800万円(世帯年収1500万円)までは、収入が増えるほど幸福度は増す。
②金融資産1億円までは、資産の額が増えるほど幸福度は増す。
③収入と資産が一定額を超えると幸福度は変わらなくなる。


お金持ちにケチが多いのは確かですが、それは倹約しなければお金は貯まらないからで、一種のトートロジー(同語反復命題)です。しかし彼ら/彼女たちは、節約で自己実現しようなどとは考えません。倹約のルールはたったひとつだけです。 同じ結果を得られるのなら、安ければ安いほどいい

ゆたかな先進国に生を受けたという幸運によって、私たちはみな生まれながらにして大きな人的資本を持っています。それをいかに活用するか、あるいは活用できなかったかで「経済格差」が広がっていくのです


金融取引のルールはきわめてシンプルで、たった2行で表わせます。

①利益は大きければ大きいほどいい
②同じ利益ならリスクの小さい方がいい。

これに対応するように、人的資本の投資についても次のようなルールがあります。
①収入は多ければ多いほどいい。
②同じ収入なら安定していた方がいい。
しかし人的資本には、金融取引にはないきわだった特徴があります。それが次のルールです。
③同じ収入なら(あるいは収入が少なくても)自己実現できる仕事がいい

 

抜粋ここまで

次回は、抜粋最後にある「自己実現」について、著者が「日本社会で自己実現するために知るべきこと、やるべきこと」について書いている部分を紹介できたらと考えています。
「人は社会的関係の中で、人となる」ので、お金があって孤独というのでは、ディケンズ小説の「クリスマス・キャロル」にでてくる老人のようで、なんのために資産を築いたのかとなってしまいます。

そうならないための処方箋とはなにか?お金を持ちつつ、しっかり自己実現する方法についての更新、気長にお待ちください。

幸福の「資本」論―あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

こんにちは、ヘッタチャンです。

今年上半期読んだ本で一番おすすめなのが、橘玲氏の「幸福の「資本」論」です。
氏は昨年ベストセラーになった「言ってはいけない 残酷すぎる真実 」や長らく売れ続けている「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」などで、エビデンス(科学的根拠)に寄った合理的で再現性の高い人生戦略、投資戦略などを書くことで人気ですが、今回の幸福の資本論は、今まで氏が書いてきた考えの集大成といえる一冊でした。

実は、氏はペンネームで橘玲となる前も「ゴミ投資家シリーズ」というのを書いていまして、私はそのころから氏の本を愛読していました。(そのおかげで今があるといっても過言ではありません)
そんな橘氏の今日までの十数年間の経済合理性に則った人生戦略のアップデート、今回も大いに参考になったので、以下備忘録として、上げていきます

以下「幸福の「資本」論」より抜粋

この島国から一歩外に出てみれば、「下を見ればきりがないが、上を見るとすぐそこに天井がある」という現実にたちまち気づきます

 
「知識人」を自称するひとたちは、「資本主義が終焉して経済的大混乱がやってくる」とか、「社会が右傾化してまた戦争に巻き込まれる」とかの不吉な予言をばら撒いています。しかし過去100年間を時系列で眺めれば、私たちが暮らす社会がずっと安全になり、ひとびとがゆたかになったことはあらゆる指標から明らかです

 

投資家は、自らの金融資本を金融市場に投資して(リスクを取って)富を獲得しています(そしてしばしば損失を被ります)。同様に、人的資本とは自らの労働力を労働市場に「投資」して給与や報酬という「富」を得ることで、社会資本とはまわりのひとたちとの関係性から「富」を得ることです。


資本をひとつしか持っていないと、ちょっとしたきっかけで貧困や孤独に陥るリスクが高くなることがわかります。それに対して2つの資本を持つことができれば、人生の安定度ははるかに増すでしょう。ただし3つの資本=資産を同時に持つ「超充」になることはおそらく不可能です。——その理由はお金と共同体の道徳が対立するからです。

 
欧米や日本のようなゆたかな社会では、特別な才能などなくても、勤勉と倹約、それに共稼ぎだけで、誰でも億万長者になって経済的独立というゴールに到達できます。これは一見、素晴らしいことですが、きわめて残酷な事実でもあります。努力だけでお金持ちになれるのなら、貧乏は社会制度の矛盾やネオリベの陰謀によるものではなく、自己責任になるからです。

抜粋ここまで
大学生や社会人の若いうちに、日本で経済合理性に沿って行動すれば、早い時期に経済的独立を得られるであろう答えがたくさんありました。
私は愚直に(たまにサボりながら)それを実行し、経済的独立に近づいていったと思っています。

さて、経済的独立を目指すのは、「幸せ」になるためというのがほとんどの人だと思いますが、その「幸せ」とはなんなのか、氏の考えを次回のブログで抜粋し紹介したいと思います。

デイトレ更新と違い、不定期更新なので気長にお待ちください

日経年初来高値更新。私は借金返済…

こんにちは、ヘッタ・チャンです。

今日の日経平均株価は、前日比162.66円高の20230.41円と3日続伸。
半月ぶりに年初来高値を更新し、ほぼ二年ぶりの高値。
昨夜のNY市場の株高や111円半ばまで進んだ円安を好感した買いが幅広い銘柄に。
「ヒンデンブルクオーメン点灯で相場は下落」とか言っていた人はどうしているのだらう・・・?

20170619225
今日は、最近のイベント系の癖のある値動きがもう一回起きるかと思って買った買いが利益に貢献。
あとはコツコツ売買のみ

場中は取れる気がしないので、最近ゲーム相場が熱いので関係の書籍を読んでました。
といってもコミックで、しかも大昔のゲーム関連ですが(爆)

「1990年初頭、ファミコン通信誌で始まった、エログロなんでもありの暴れん坊マンガが今蘇る。」との紹介文の通り、ファミコン黎明期からのゲーム業界の栄枯盛衰がリアルタイムで連載されていてとても面白かったです。
ドラクエⅢの行列騒動、セガサターン、プレステの台頭と任天堂の衰退、今はで闇歴史ヴァーチャルボーイなどなど
ソニー任天堂ナムコセガカプコン等々、今は懐かしい名前もありますが、株価の推移と併せて読むと投資家として今後の参考になるかも?と読んでおりました。

以下は7974任天堂の1987年からのチャート(かぶたんさんより)、いろいろありました、株価的にもハード的にも

79741993-2017

ビジネス書で、業界や会社の本は読めますが、そこに株価をチャートやイベントごとに追った本ってでないかなぁと思ったりしました。
もしくは書かせてほしいものです。

今日の売買
往復売買代金 1.3億
本日利益  10
今月累積利益 1
ポジション 買 0.8 売 2.6

栄光なき天才たち

こんにちは、ヘッタチャンです。

週末読みふけっていた本の紹介です。
今回は株の本ではないのですが、経済や人に関する良書で、どんな方にも読んでほしいとの思いがとまらず、取り上げることにしました。


栄光なき天才たち

このシリーズでは歴史に翻弄された天才たち、成功者たちの話です。
当時はだれにでも知られていた時代の寵児が、今では誰にも知られていない、それはなぜなのか、いろいろな話を知ることができます。

一度の勝利で、国民の期待を一身に背負いつぶれてしまったランナー

無音映画の天才監督が、音声映画の隆盛についていけず、地位を失う

お色気女優が本格演技派に転向するも世間が受け入れてくれず失意の人生に

天才投手が戦争に巻き込まれ、肩を壊す
冒険家が新しい山脈を発見するも、列強諸国のプライドのために握りつぶされるなどなど

人の毀誉褒貶がこれほどとは、驚くばかりです

そしてこの栄枯盛衰は、株式市場でも起こっていることだなと思わされました。
(鈴木商店の話などは、ライブドア事件とリンクすることしきりでした)

最近私のフォローしている投資家ツイッター界隈では、億飛んじゃった! 株のしくじり先生 天国と地獄が話題なのですが、それと同じくらい面白いおすすめ本でした。

投資家として、栄光を得た方々とお会いする機会が、このブログを書くことで増えましたが、実は栄光なき天才さんにも(この場合の栄光なきはツイッターや出版ブログなどをしていない天才投資家という意味です)たくさんお会いすることがあり、日々学ぶ毎日です。

私自身はあまり、みなさんに与えられる投資哲学や手法などないのですが、投資業界の末席に身を置く身として、何か今後もできたらと考えています。

そういう意味では「栄光なき天才たち 株式投資版」書いてみたいですね笑

追記 と書いていて思い出したのが百人百色の投資法 ──投資家100人が教えてくれたトレードアイデア集 、これもおススメです

勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録3

こんにちは、ヘッタチャンです。

先日二回に分けて、紹介した勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録
前回の続きを紹介します。

前回の記事はこちら
前々回の記事はこちら

十年以上株式投資で短期から長期までいろいろやってみて思うのは、業績の良い株はあがるという当たり前のことです。
社長がどんなに魅力的でも、業界が斜陽だったり問題があると株価が上がるのは困難でした。

バフェットも言っているように、「素晴らしい経営者が経済性の悪い会社の経営に挑んでも、結局、無傷で残るのは悪い会社のほうです」

これは至言だと思います。

また金銭的にある程度満たされたのち、どう生きるかについての筆者の考え方は、投資で成功した後のひとつモデルとしておすすめです。
長い間エンジュクさんでブログを書かせていただくことでたくさんの資産家にお会いしました。
その中でとても良い人生を生きていると思える人たちの生き方をこれからも参考にしていきたいと思えた一冊です

そう考えるとエンジュクさんのメルマガやDVDからのコミュニティは、そういった人たちと繋がれるチャンスでおすすめです。

以下、「勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語」より抜粋です

・経営陣にどれほどの能力があっても、この経済的に厳しい現実を覆すことはできなかった。バフェットも言っているように、「素晴らしい経営者が経済性の悪い会社の経営に挑んでも、結局、無傷で残るのは悪い会社のほうです

・ロバート・グリーン『権力に翻弄されないための四八の法則

・ほかの人たちを助けることに集中していると、結局は、それが自分を助けることになるというのは皮肉としか言えない。ただ、この考えに馴染めない人もいる。そういう人は、人生がゼロサムゲームだと思っていて、与えた人はその分貧しくなると思っているのだろう。

もちろん、バフェットもこのことを完璧に理解している。これには、ものすごく親切で寛大だった彼の亡き妻スーザンの影響と実例も少なからずあるかもしれない。バフェットは、病院に彼女を見舞ったあと訪れたジョージア工科大学での講演で、次のように述べた。

「私くらいの年になると、成功した人生だったかどうかは、自分が愛してほしい人のなかの何人が本当に愛してくれているかで決まります。私の知り合いには、お金持ちで、謝恩晩餐会を開いてもらい、病院の一角に名前が付いているような人もいます。しかし、実際には世界中のだれも彼らのことを愛していません。私の年になって、自分のことを良く思う人がひとりもいなければ、貯金がいくらあってもそれは最悪の人生です。これが、人生をどう生きたかの試金石です」

彼はさらに続けた。

「問題は、愛はお金で買えないということです。セックスは買えます。謝恩晩餐会も買えます。自分を称賛したパンフレットも買えます。しかし、愛を得る唯一の方法は、愛される人になることです。もしお金をたくさん持っていたら、非常にしゃくに障るでしょう。小切手で、一〇〇万ドル分の愛が買えればいいのに、と思うかもしれません。しかし、そうはいきません。ただ、愛はたくさん与えれば、たくさん得ることができます」
バフェットが教えてくれたさまざまな教えのなかでも、これが最も大事なことかもしれない。

・私にとって最も価値があるビジネス上のつながりのいくつかは、この月一回の昼食会で得たものだ。  このようなグループに参加することがどれほど助けになっているかを見てきた私は、のちにジョン・ミハルジェビック(『バリュー投資アイデアマニュアル』[パンローリング]の著者)と組み、「同じ考えを持った人たちが、役立つ知恵と、より良い投資家になるための学びを通じて、より良い人になる」ための場所として、バリューエックスを立ち上げた。

 

 

 


勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語


抜粋ここまで

この本の紹介はここまでです、また面白い本があれば紹介します(#^^#)

 

勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録2

こんにちは、ヘッタチャンです。

先日紹介した勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録
前回の続きを紹介します。

先日投資家さん6人の座談会を聞きに行ったのですが、みなさん投資法もこれからの相場先行きもなにもかも違っていて、でもみなさん成功していました。
自分もそうなりたいという思いは当然あるのですが、「人間のすべての不幸は、ひとりで静かに座っていられないことに由来する」という言葉にも通じる」という文章を読み、自分のスタイルを堅持することの重要性にも気づかされました。

また情報への正しいアプローチの仕方、人間として生まれたからの限界。
たとえば睡眠不足が仕事に影響を与えることは誰もがしっていることですが、それ以上に人との関りやその環境が、気づかないうちに自分の判断に影響を与えることが最近の研究で分かってきています。

その影響をいかに排除するか、著者が神経を使っている部分についての記述などは大変参考になりました。

以下、「勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語」より抜粋です

・大きなアイデアを見つけるには、静かで満ち足りた心が必要だ。このことは、パブライがよく引用するブレーズ・パスカルの「人間のすべての不幸は、ひとりで静かに座っていられないことに由来する」という言葉にも通じる。チューリッヒで暮らすことで得たさまざまな恩恵のなかでも、静かな満足感を得られるようになったことは、何よりも大事なことだと思っている

・自分の合理性の限界が分かっている以上、私はゆがんだ影響を受けるかもしれない場所に身を置きたくない。特に、会社の第一印象の形成に経営陣の手が加わるのは、投資家にとって危険なことだと思う。
マネーマネジャーのなかには、一通り調べたあと、「安心して投資するために経営陣と会う必要がある」という考えの人がいることは知っている。しかし、経営陣に魅惑されてしまう可能性だってある。もし株を買う理由をCEOに聞かなければ分からないのであれば、それは深刻な警告サインとも言える。それ以外の調査で、十分分かるはずだからだ。そして、もし経営陣の質を知りたければ、個人的なつながりからではなく、年次報告書やそれ以外の公共のデータやニュースなどを使って、客観的に調べたい。
このように、間接的に彼らを観察するほうが、ゆがんだ現場に行くという危険を冒して直接会うよりも良いと私は思っている

・そのアイデアに十分見込みがあり、さらに調べを進めたいものであれば、そのあともまた注意深く正しい順番で調べていく必要がある。これには賛同しない投資家もたくさんいるだろうが、最初に入って来た知識が過度の影響を及ぼすことを考えれば、資料を読む順番はとても重要だと思っている。  私はいつもの手順に従って、バイアスが最も小さくて、客観性が最も高い資料から始める。これはたいていその会社の公的な届け出書類になる

・年次報告書は、経営陣の挨拶文も重要だ。広報目的で、実態よりも良く見せているのか、それとも真剣に現状を伝えようとしているのかを見極めてほしい。私は、物事を可能なかぎり良く見せようとする宣伝がかった会社は避けたいと思っている。反対に、バークシャーがB株を発行したときの募集案内には、バフェットもマンガーもこの価格ならば買わないと率直に記してあった

 

 


勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語


抜粋ここまで

この本のメモはかなりあるので、また後日続きをアップします。

勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語備忘録

こんにちは、ヘッタチャンです。

ゴールデンウイークに読んでいた本がとてもよかったので、以下の本を備忘録を兼ねて紹介します。


勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語

世の中に投資法はいろいろあり、どれが正解というものはありませんが、著者のガイ・スピアがたどり着いた投資法と人生の生き方は一つの参考としてとても有意義なものだと思いました。

またバリュー投資では、どんなに正しい銘柄を選んでいても一時的に、資産が激減することもありうるということも本書から学べます。
リーマンショック以降大きな下落がない中で、これは胸に刻んでおきたいと内容でした。

また読書家の著者が進める本で、興味深いものが多く、読書の幅が広がるのを感じました。
(アリの生態系から経済を学ぶという視点どんなものでしょうか)

加えて、ついやってしまうことで効率が悪化するものをどう排除するかの視点なども学びとなります。

以下、「勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語」より抜粋

・ファンドの運用を始めて最初の一〇年間で、私はマーケット指数を大きく上回り、設立当初の顧客の資金を四倍に増やしていた。成績が最も悪かったのは一九九九年だったが、それでも損失は六・七%に収まっていた。

 しかし、二〇〇八年はそれまでとはまったく違った。私にとって、ポートフォリオが雪崩のように崩壊していくのは初めての経験だった。
損失が深刻になり始めたのは六月で、ファンドは一一・八%値下がりした。
そして翌月にはさらに三・五%下げた。その後も、状況はますます悪化していった。九月には六・八%下げ、一〇月には二〇・三%も落ち込み、一一月にはさらに一二・五%下げたのだ。
この年の下げは四六・七%に達していた。紙の上では、投資家と家族のお金の約半分が消えてしまったことになる

・私がそのなかから学んだことは、経済を複雑な適応システムとして考えるべきだということだった。経済学者がこの概念を嫌うのは、複雑な適応システムはモデル化できないし、これまで学んできた公式が当てはまらないからだ。

それに私たちは、魅力的で、調和がとれていて、難解なアイデアに引き付けられる傾向がある。例えば、一般均衡理論は、世界がどう動くべきかを見事に説明しており、政治家にとっては役立つ指針になるかもしれない。

しかし、これが私たちの現実の受け止め方をゆがめることにもなっている。  ビル・ミラーやチャーリー・マンガーのような博識な投資家は、標準的な経済モデルがマーケットには不適切だとすぐに気づき、生物学の考え方で構築したモデルのほうがうまく適合することを発見した。サンタフェ研究所の論文に触発され、私はバート・ヘルドブラーとエドワード・O・ウィルソンによる『蟻の自然誌』(朝日新聞社)を読んだ。

この本には、蟻の種類ごとに違う生き残り戦略と、さまざまな種がいかに共進化し、生存競争してきたかが書かれている。私は経済学を大学で何年もかけて学んだが、この一冊はそれ以上のことを教えてくれた。おかしく聞こえるかもしれないが、本当だ。それは、蟻の巣が経済と同様、複雑な適応システムになっているからなのである
・すべてはつながっていた。最初に良い環境を作ろうと思ったのは、リターンを押し上げるためだった。しかし、そのための決断がより良い人生へとつながったのである。

事務所のなかの環境も、言うことを聞かない私の頭が合理的かつ効率的に仕事ができるように注意深く整えていった。

ここでも大事なのは、己を知り、それに合わせていくことだった。前述のとおり、私の欠陥のひとつは、すぐに気が散ることなので、この問題に対処できる物理的な環境を考えなければならない。とはいえ、コンピューターもeメールも使わずに素晴らしい仕事ができるバフェットと違い、私にはコンピューターが必要だった。しかし、インターネットやeメールが大いに私の邪魔をすることも分かっていた。

そこで、集中を切らさない対策として、私は物理的に部屋を分けることにした。  廊下の一方の端には、電話やコンピューター、四つのモニターなどを設置した「忙しい部屋」を置いた。そして、コンピューターとモニターは、高さが調節できる机に置き、立ち上がらないと使えないようにした

 


勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語


抜粋ここまで

この本のメモはかなりあるので、また後日続きをアップします。

「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方

こんにちは、ヘッタチャンです。

DUKEさんの1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術を読んで以降、ファンダメンタル分析を勉強したいと思っていたので、「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方 ― 決算書だけではわからない「儲かる仕組み」はココを見る!をこの連休で読んでみました。

投資として、どこを読むかという視点も勉強になったのですが、有価証券報告書を読み込むことで、投資以外にも役立つことがあるとわかったこともよかったです。

以下備忘録を兼ねて、

 「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方 ― 決算書だけではわからない「儲かる仕組み」はココを見る!


ト ー ク に 問 題 が あ っ た の で は な く 、 営 業 先 の 会 社 に 問 題 が あ っ た ん だ っ て わ か っ た 。 業 績 の 悪 い 会 社 に い く ら 営 業 か け て も う ま く い か な い 。 そ も そ も 予 算 が な い も ん な 。   あ れ か ら は 、 ち ゃ ん と 事 前 に 有 報 を 使 っ て 会 社 の 情 報 を 分 析 し 、 戦 略 を 練 っ て か ら 営 業 を か け る よ う に し て る よ 。 見 込 み の あ る 会 社 に 絞 る よ う に な っ て か ら 、 成 約 率 が う な ぎ 登 り に な っ た よ 」


開 示 N e t と い っ た 有 価 証 券 報 告 書 の 検 索 シ ス テ ム を 使 っ て 、 会 社 の 事 業 年 度 に 係 る 期 間 を 選 択 し た う え で 「 移 転 」 と い っ た キ ー ワ ー ド を 入 力 し 、 開 示 項 目 ( こ の 場 合 は 「 第 3 【 設 備 の 状 況 】 3 設 備 の 新 設 、 除 却 等 の 計 画 」 ) を 選 定 し て 検 索 し ま す 。


中 小 企 業 庁 が 発 行 し て い る 『 フ ラ ン チ ャ イ ズ 契 約 は よ く 理 解 し て ! 』というパンフレットを一読しておくといいだろう